フィンランドに到着して最初にやるべき大事な手続きのひとつが、住民登録(DVV登録)です。
この登録をしないと、個人識別番号(Personal Identity Code / Hetu)がもらえず、銀行口座の開設や税カードの取得など、ほとんどの手続きが進められません。
ただ、DVVのサイトや申請フォームは英語またはフィンランド語のみ。
- 「どこから申請するの?」
- 「質問内容の意味がわからない」
- 「予約の取り方がわからない」
という声も多いです。
この記事では、ワーキングホリデーでフィンランドに滞在する人向けに、DVV登録の申請方法・必要書類・予約の取り方を画像付きで丁寧に解説します。
実際に手続きした経験をもとに、注意点やちょっとしたコツもまとめました。
この記事でわかること
- DVV登録とは何か?なぜ必要なのか
- オンライン申請フォームの入力手順(画像&日本語訳つき)
- 来館予約の取り方(画像&日本語訳つき)
- 来館当日の流れ
- 必要書類とよくある間違い
- ワーホリ滞在者が気をつけるべきポイント
DVV登録とは?簡単に説明

DVV(Digital and Population Data Services Agency) は、フィンランドの人口データを管理する行政機関です。
ここで「住民登録」を行うことで、あなたの情報(名前・住所・滞在目的など)が正式に登録され、個人識別番号(hetu) が発行されます。
この番号は、日本で言うマイナンバーのような存在で、
銀行・税務・雇用・医療など、あらゆる公的手続きで必要となります。
フィンランドで生活する上で、必ず必要な重要なものです。
DVVの住民登録以外でフィンランド到着後にやるべきことのリストは、以下の記事で紹介しています。
DVV申請の流れをざっくり理解しよう
まず、DVV申請の前提条件として、長期滞在する住所があることが必要です。
Airbnbやホテルの住所では登録ができないので注意しましょう。
手続きの全体像はこの3ステップです:
- オンラインフォームで申請情報を送信
- DVVオフィスの予約を取る
- 予約当日に書類を持って来館して登録完了
この3つを順番通りに行えばOKです。
以下で、それぞれのステップを詳しく見ていきます。
DVVオンライン申請フォームの入力手順(日本語訳つき)
このガイドでは、英語版の申請フォームを使用して説明していきます。
フィンランド語版より分かりやすく、英語で入力すれば問題ありません。
申請フォームリンク→ https://dvv.fi/en/foreigner-registration
ステップ①:バックグラウンド情報

誰のための申請書かを聞いています。
「Only to myself」(自分自身)にチェックを入れる。
すると、下に追加の質問が表示されるので、次のステップへ進みます。
ステップ②:個人情報の入力
ここで入力する個人情報は、必ずパスポート通りに記入しましょう。
それでは、各質問を日本語訳とともに解説していきます。
PERSONAL DATA
- Forenames:名前
- Surname:苗字
- Date of birth:生年月日
- 2000年8月13日生まれなら「13.08.2000」と表記
- Sex:性別
- Native language:母国語
- Citizenship:国籍
- If you are a citizen of a Nordic country or Estonia, fill in your identity number
- 他の北欧の国またはエストニアの個人番号を持っている場合はそれを入力
- なければ空欄でOK
- From which country did you move or are moving to Finland?
フィンランドに来る前に滞在していた国 - If you moved from another Nordic country *or Estonia, fill in your personal number here.
- 先ほどと一緒で、他の北欧の国またはエストニアの個人番号について。
- なければ空欄でOK
DOCUMENTS
- Select your valid travel document:旅券を選択
- 「Passport」を選択すればOK
- Do you have a residence permit?
滞在許可証を持っているか- ワーホリビザがあるので「Yes」
- Is your reason for entry studying in Finland?
フィンランドに勉強目的で来たか- ワーホリは留学ではないので「No」
- Is your reason for entry working in Finland
フィンランドに仕事をするために来たか- 就労ビザではないので「No」
IMMIGRATION

- For how long are you planning to live in Finland?
フィンランドへの滞在期間は?- 「At least one year. I want municipality of residence in Finland.」
⚠️ 重要!必ずこれを選択しましょう。
CONTACT INFORMATION
- Telephone number by day:連絡が付く電話番号
- これはDVVに登録されるものではなく連絡用です。
- Email address:メールアドレス
- I agree that any decision on the matter may be submitted by e-mail
結果についての連絡をメールで受け取ることに同意- 「Yes」でOK
- In which language do you want the decision be submitted?
どの言語での連絡を希望するか- フィンランド語またはスウェーデン語から選択
最後に入力した情報が正しいことを確認し、
「I confirm that the information given is correct」部分にチェックをいれる。
あとは「Submit」ボタンをクリックでDVV登録の申請フォームが送信されます。
DVV来館予約の取り方
オンライン申請を送信ができたら、すぐにDVVのサイトで来館の予約を取りましょう。
この予約は、登録完了しマイナンバーを受け取るために必ず必要です。
ここでも、実際の予約画面と一緒に解説していきます。

予約ページを開いて英語ではない場合、画面右上部分から言語の切り替えができます。
- まずは「Choose an office」から、最寄りのDVVオフィスを選択しましょう。
- 次に「Search availability」をクリックすると、以下のように予約可能枠が表示されます。
ここでは、ヘルシンキオフィスを例として選択しました。

このように、それぞれの日付ごとに、予約が可能な枠が表示されます。
- 希望する予約可能枠をクリックして選択すると、以下のような画面が表示されます。
確認をし、OKだったら「Select time」ボタンをクリック。

- 次に、予約者の個人情報を入力するページが開くので、必要情報を入力。

- 後は、下に表示されている予約情報(オフィスや予約日時)を再度確認し、大丈夫なら「Confirm reservation」ボタンをクリックして予約を確定する。
予約受付完了メールが届けばDVV来館の予約は完了!
来館予約の2日前にリマインダー通知が来ます。
DVV来館予約のコツ
- 特にヘルシンキは常に混雑しており、数週間先まで埋まることも多いです。
- 到着前にあらかじめ仮予約しておくとスムーズ。
- フィンランド到着後すぐに行く予定がある場合はオウル(Oulu)やタンペレ(Tampere)など地方都市の枠の方が取りやすいことも。
どうしても空きがない場合は、予約なして直接オフィスへ行くこことも可能。この場合、待ち時間が長くなるかもしれないので、朝イチのオープン前から並ぶことをおすすめ
DVV来館当日の持ち物と流れ
予約当日は以下の書類を忘れずに持っていきましょう。
持っていくもの:
- パスポート
- ワーキングホリデービザ(在留許可カード)
- 賃貸契約書のコピー
流れ:
- 受付で予約確認(メールを見せる)
- 書類を提出して本人確認
- スタッフが内容を確認して登録
- 後日個人番号が記載された書類が届く
通常2〜4週間ほどで郵送で個人番号が記載された書類が送られて来ます。
これがあれば銀行口座や税カードの申請ができるようになります。
フィンランド住民登録のよくある質問と注意点
経験者からのちょっとしたアドバイス
- 予約当日は10分前には到着しておくと安心。
- DVVスタッフは英語が通じます。緊張せずに「Working Holiday registration」と伝えればOK。
- 賃貸契約書は印刷して持参するとスムーズ(スマホ画面のみだと再提出を求められることがあります)。
- フォームは英語で入力して問題なし。日本語訳を横に見ながら入力すれば難しくありません。
終わりに
DVVの住民登録は、フィンランドでの生活を始める上で最初の大きなハードルです。
ここを乗り越えれば、銀行口座やIDカードなど、次の手続きがスムーズに進みます。
フィンランド生活のスタートがうまくいくように、この記事が少しでも誰かの役立てば嬉しいです。

