フィンランドのワーキングホリデーが現実になって、ワクワクしつつも
「出発までに何を準備すればいいんだろう…」と少し不安になる時期かもしれません。
実は、出発前に日本で済ませておくべき大事な手続きがまだいくつか残っています。
この記事では、フィンランドへ旅立つ前に、
日本で必ず確認しておきたいポイントを分かりやすくまとめました。
出発準備の不安をひとつずつ解消しながら、
安心してフィンランドワーホリ生活のスタートが切れるようにサポートします。
海外転出届(住民票)

フィンランドに1年前後滞在するワーキングホリデーでは、
出国前に海外転出届(住民票を一時的に抜く手続き)を提出することができます。
ワーホリは1年未満の滞在ですが、期間に関係なく本人の希望で提出が可能です。
そのため、出国前に住民票をどうするか(海外転出届を出すかどうか)を決めておく必要があります。
住民票を抜くかどうかで以下の制度の扱いが変わるため、ワーホリ前の重要な判断ポイントになります。
- 国民健康保険(国保) … 提出すると自動で脱退
- 住民税(翌年の課税) … 原則非課税になる
- マイナンバー … 一時的に無効扱い
- 国民年金 … 任意加入に切り替わる
ワーホリの場合は、
住民票を抜く方が金銭面・手続き面でメリットが大きいのが一般的です。
ただし、帰国までの期間が半年程度と短い場合や、
日本の銀行・証券会社を頻繁に使う予定がある場合などは、抜かない方が便利なこともあります。
海外転出届は、出国の14日前から住んでいる市区町村で提出できます。
書類はシンプルで、10分ほどで完了します。
日本の銀行口座・クレジット/デビットカード

フィンランド到着直後は、まだ現地の銀行口座やカードが作れていないことが多いため、
日本の銀行口座とカード類が重要な支払い手段になります。
出発前に、最低限以下を整えておきましょう。
①:日本の銀行口座は解約せずに残す
海外転出届を出しても、日本の銀行口座はそのまま利用できます。
- 日本円の管理
- Wiseでの資金移動
- 一時帰国時の支払い
などで必要になるため、必ず解約せずに残しておきましょう。
※銀行によっては海外転出後に住所変更ができないため、出発前に住所を最新にしておくと安心です。
クレジット/デビットカードは複数枚持っていく
電子国家であるフィンランドでは、カード払いが基本です。
フィンランドの銀行口座が作れるまでの支払い用に、最低2枚(VISA+Mastercard)を持っておくと安心です。
- 海外利用でカードが止まることがある
- 1枚だけだと使えなくなった時に詰む
- デビットカードが1枚あると残高管理がしやすい
- 海外利用ロックを事前に解除しておく
日本のカードは「渡航初期のつなぎ」として非常に大切です。
Apple Pay / Google Pay が使えるようにしておくと、カード本体が通らない時でもモバイル決済なら通ることが多く、良いバックアップになります。
Wise(国際送金サービス)の準備

フィンランドでのワーホリ生活では、本円をユーロに両替して使う場面が必ずあります。
その際に便利なのが、
手数料が安くレートが良い国際送金サービス「Wise(ワイズ)」です。
渡航前にアカウントを作成しておくと、現地口座がまだない時期でもスムーズに支払いができます。
Wiseを準備しておくメリット
- 日本の銀行 → ユーロへ安く・早く送金できる
- 両替レートが他より良い
- アプリで送金・残高管理が簡単
- Wiseカードを作れば、渡航直後の支払いにも使える
特に、現地の銀行口座ができるまでは、Wiseカードが実質的な支払い手段になります。
出発前に最低限やっておきたいこと
- アカウント作成(本人確認を完了しておく)
- 日本の銀行口座を登録
- 必要ならWiseカードを発行
- 試しに少額送金して動作確認
注意点:Wiseカードはデビット扱いで、高額送金時には追加本人確認が入ることがあります。
スマホ・SIM・日本の電話番号の扱い

フィンランドでスムーズにスマホを使うためには、
出発前に日本側での設定や番号の扱いを決めておく必要があります。
① スマホは必ずSIMロック解除しておく
フィンランド現地のSIMカードを使うためには、スマホがSIMフリーの状態である必要があります。
これを解除しておかないと、フィンランドのSIMを使うことができません。
ほとんどのキャリアはオンラインで手続きできます。
渡航ギリギリだとトラブル時に対応できないため、早めに解除しておきましょう。
② 日本の電話番号を維持するか決める
ワーホリ中に日本の番号をどうするかは、人によって判断が分かれるポイントです。
基本的に、1年未満のワーホリであれば、番号を維持するメリットの方が大きいです。
維持することによって、銀行やクレカのSMS認証が問題なく使えたり、
一時帰国の時や、ワーホリ後の帰国の際にそのまま同じ番号を使い続けることができます。
ポイント:多くのキャリアは、海外滞在中に番号を長期間維持したい人向けに、
安い料金で番号を保管できるプランを提供しています。
解約する場合:SMS認証が必要になるサービスの設定を「メール認証」などに切り替えておきましょう。
しかし、銀行やクレカによっては電話番号必須のものもあるので注意です。
フィンランド現地のSIMカードについては、以下の記事で詳しく紹介しています。
常備薬・持病の準備

フィンランドでも、基本的な市販薬は購入できますが、
使い慣れた日本の薬の方が体に合いやすいため、常備薬は日本で用意しておくのがおすすめです。
① 常備薬は使い慣れたものを日本で準備する
頭痛薬・胃薬・風邪薬・アレルギー薬など、
普段使っている薬は日本のものを持参した方が安心です。
海外の薬は成分や効き方が日本と異なることがあり、強めに感じる人もいます。
そのため、自分の体質に合う薬を探すのに時間がかかることがあります。
② 持病がある場合は、日本でしっかり準備する
持病の薬については、現地で全く同じ薬が手に入らない可能性もあるため、
必要量は出発前に日本で処方してもらうのが基本です。
また、以下を用意しておくと現地での受診や再処方がスムーズになります:
- 英文の診断書
- 薬の成分名がわかる説明書
- 英文の処方内容
特に英文書類は、海外保険の手続き・現地医師への説明・薬の代替を探す際に役立ちます。
また、ロストバゲージ対策として、常備薬や処方薬は機内持ち込みにしておくと安心です。
出発前チェックリスト
この記事で紹介した必要な手続きをひとつずつ確認できるよう、
シンプルなチェック形式にまとめています。
🔷 行政手続き(住民票・保険・年金)
⬜︎ 住民票(海外転出届)を提出するか決定
⬜︎ 国民健康保険の扱いを確認(脱退 or 継続)
⬜︎ 国民年金の扱いを決める(免除申請 or 任意加入)
⬜︎ マイナンバーの状態を確認(海外転出で一時停止)
🔷 お金まわりの準備
⬜︎ 日本の銀行口座の住所を最新に更新
⬜︎ クレジット / デビットカードを複数枚用意
⬜︎ 各カードの海外利用ロックを事前に解除
⬜︎ Wiseアカウント作成+本人確認を完了
⬜︎ 必要に応じて Wise カードの発行
🔷 スマホ・通信関連
⬜︎ スマホのSIMロック解除
⬜︎ 日本の電話番号を維持するか決める
⬜︎ SMS認証が必要なサービスの確認
⬜︎ 渡航後すぐ使うSIMのプランを確認
🔷 健康・薬の準備
⬜︎ 使い慣れた常備薬を日本で準備
⬜︎ 持病の薬は必要量を日本で処方
⬜︎ 英文診断書・薬の成分表を用意
⬜︎ 重要な薬は機内持ち込みにする
まとめ
ワーホリ出発前の手続きはどうしてもやることが多く、少し負担に感じる人も多いと思います。
でも、この記事でまとめたポイントさえ押さえておけば、
フィンランドでのワーホリ生活をスムーズにスタートできるはずです。
一度に全部やろうとせず、この記事の項目をひとつずつ確認しながら進めてみてください。
少しでも出発前の不安解消のお手伝いになれば嬉しいです。
次は、フィンランド到着後にやるべき手続きを知っておきましょう:

