フィンランド・ワーホリ到着後にやる6つのこと|手続き・登録・生活準備ガイド

フィンランドワーホリ到着後にやることリスト

フィンランド ワーホリへの出発を目前に控えているあなたへ。

ビザも取れて、航空券も予約済み。
「あとは現地に着いたら手続きを進めるだけ!」という段階の方も多いでしょう。

または、すでにフィンランドに到着していて、
「何から始めればいいの?」「どの順番で手続きを進めるべき?」と迷っている方もいると思います。

この記事では、フィンランド到着後に必ずやっておくべき6つの手続きを、やる順番通りにわかりやすく解説します。

私自身も最初は流れがわからず、なかなかスムーズに行かなかった経験があります。

この記事を読んで少しでもスムーズにフィンランド生活を始める手助けになれば嬉しいです。

目次

全体の流れ(まずは全体像をチェック)

フィンランドに到着したらすぐに、以下の6ステップを上から順に進めましょう

ステップ手続き内容主な目的所要目安
プリペイドSIM購入通信・現地電話番号を確保即日
在留届の提出緊急時の安全連絡登録10分〜
DVVで住民票登録
(個人識別番号の取得)
生活の基盤づくり1〜2週間
IDカード申請身分証明/銀行・契約用1〜3週間
銀行口座開設給料・家賃・本人確認用1〜5日
税カード(Taxカード)取得税率設定・給与受け取り準備即日〜数日

必ずこの順番で進めるのがポイントです。

手続きを飛ばしたり順番を間違えたりすると、「銀行口座を作れない」「税カードを申請できない」などの行き詰まりが起きやすくなります。

ステップ①:プリペイドSIMを契約する

目的:現地での通信環境と電話番号を確保する

フィンランドでは公共Wi-Fiがよく整っていますが、手続き関係ではSMS認証や現地電話番号を求められることが多く、早めのSIM契約が必須です。

現地で選べる主なキャリア

  • DNA
  • Elisa
  • Telia

サブスクリプション契約には2年間のフィンランド滞在歴が必要な場合が多く、ワーホリでフィンランドにきている場合はプリペイド契約となるでしょう。

プリペイドのSIMカードは、各キャリアの店舗ではもちろん、空港やスーパー、キオスクなどでも購入することができます。チャージは上記の店舗、またはオンラインで可能となっています。

また、フィンランドはEU圏であることから、他のEU国に旅行などで訪れた際は、そのまま追加料金なしでインターネットが使用でき便利です。

プリペイドSIMの料金の例としては、30ユーロ/30日で無制限データ通信+フィンランド国内通話+EU/EEA内ローミング対応というプラン(DNA)などがあり、コスパも悪くありません。

ステップ②:在留届を提出する(外務省「たびレジ」登録)

目的:日本政府があなたの滞在先を把握し、緊急時に連絡できるようにすること。

災害・事故・事件が起きた際に、現地情報を受け取れるようになります。また、何かあったときに日本にいるご家族(緊急連絡先)に連絡が届きます。

オンラインで簡単にできるので、早めにやっておきましょう。

手続き方法

  • 出発前または到着直後にオンライン提出(在留届電子届出システム)
  • フィンランド滞在者は在フィンランド日本大使館(ヘルシンキ)管轄
  • 所要時間:10〜15分程度

入力に必要な情報

  • フィンランドでの住所(仮でもOK、後で更新可)
  • 滞在期間
  • 緊急連絡先

DVV登録後、住所が確定したタイミングで必ず更新しておくと安心です。

ステップ③:DVV登録(個人識別番号と住所登録)

フィンランド生活の第一歩となるのがこのDVV(Digital and Population Data Service Agency)登録です。
日本で言う住民登録ですね。

この登録をすることで発行される個人識別番号(Personal Identity Code/Hetu)は、銀行・税務・医療・雇用など、あらゆる公的サービスに必要です。

手続きの流れ

  1. DVV公式サイトで予約を取る
  2. 指定日にオフィスで手続き(原則対面)
  3. 1〜2週間程で個人識別番号(hetu)発行

必要書類

  • パスポート
  • ワーキングホリデービザ(滞在許可証)
  • 住所が証明できるもの(賃貸契約書など)

DVV住所登録については、以下の記事で詳しく紹介しています。

DVVで「permanent(常住)」として登録するには、正式な住所(賃貸契約書などで証明できるもの)が必要です。

Airbnbやホテルなどの短期滞在先は「一時的な住所」とみなされ、登録が受け付けられないことがあります。

そのため、まず住まいを確保してからDVVの予約を取るのが確実です。

DVV登録が完了するまで、銀行や税務などの手続きは止まってしまいます。なるべく最優先で完了させましょう。

ステップ④:IDカードを取得する(身分証明用)

DVV登録が完了したら、次は警察署(Poliisi)でのIDカード申請です。

このカードは国内での公的身分証明として使え、銀行口座開設や携帯契約、荷物受け取りなどあらゆる場面で役立ちます。

手続きの流れ

  1. Poliisi公式サイトで予約
  2. パスポート、DVV登録証明、証明写真を持参
  3. 手数料59ユーロ(窓口申請の場合)
  4. 発行には通常1〜3週間

パスポートでも一部の手続きは可能ですが、IDカードがあると生活が格段に楽になります
特に銀行関連の本人確認では、このカードの提示が求められるケースが多いです。

IDカード発行方法については、以下の記事で詳しく紹介しています。

ステップ⑤:銀行口座を開設する

フィンランドでの生活において、銀行口座は「お金の入れ物」以上の意味を持ちます。

給料振込・家賃支払い・税金支払いなどはもちろん、本人確認(電子認証)にも使われ、生活の“鍵”となります。

銀行口座が開くとできること

  • 給料・家賃・電気代などの自動支払い設定
  • 賃貸住宅のオンライン契約(SATO、Lumo、Rettaなど)
  • 政府系システム(税務署Vero、保険Kela、DVVなど)へのオンラインログイン
  • 電子署名(Bank ID)を利用して各種契約がオンラインで完結

逆に言えば、銀行口座が開けない間はほとんどの手続きが止まる、または必要以上に面倒になるということです。

そのため、DVV登録とIDカードが揃い次第、すぐに銀行予約を取りましょう。

主な銀行

  • OP Bank:支店が多く、外国人サポートも比較的充実
  • Nordea:オンラインバンキング機能が強く、英語対応◎
  • S-Pankki:手数料が安め、スーパー(Sグループ)と連携で特典が豊富

開設時は、パスポート+IDカード+DVV登録証明(住所含む)が基本セットです。

口座開設後に発行される「Bank ID」があれば、ほぼ全てのオンラインサービスが利用できるようになります。

最初の数週間は「口座がないと何も進まない」と感じるかもしれません。
でも、ここを乗り越えると一気に世界が開けます。

詳しい銀行口座の開設方法は以下の記事をチェック↓

ステップ⑥:税カードを取得する(税金関連)

フィンランドで働く際には、税カード(Verokortti/Tax Card)が必須です。
これがないと、給与から一律で高い税率(60%)を引かれてしまいます。

取得方法

  1. 税務局(Vero)の公式サイトでオンライン申請(Bank IDでログイン)
  2. 個人識別番号(hetu)が必要
  3. 年間の収入見込みを入力して申請
  4. 数日後、電子版カードが発行され、雇用主へ提出

タックスカードは、就労前に取得しておくのが理想です。
初日までに間に合わない場合は、雇用主に「申請中」と伝えましょう。

収入額が変わった場合は、オンライン上で何度でも更新できます。

ここからが本当のフィンランド生活の始まり

フィンランド到着直後は、新しい国の環境に戸惑いながら、
やらなければいけない手続きが山のようにあって頭がいっぱいになると思います。

DVVの予約が取れなかったり、銀行で書類を追加で求められたりなど、
なかなか思い通りに進まず、不安になることもあるでしょう。

でも、ひとつずつ終わらせていくうちに、急に生活が動き出す瞬間がきます。
手続きの流れさえ掴んでおけば、時間がかかっても必ず前に進んでいきます。

これからフィンランドのワーキングホリデーへ出発する人も、
すでにフィンランドに到着してワーホリを始める人も、
この記事が少しでもフィンランド生活をスムーズに始める手助けになれば嬉しいです。

参考になったらシェアしてね!
目次