フィンランドのワーキングホリデー(Working Holiday)ビザは、Enter Finlandというオンラインシステムから自分で申請します。
でも、いざ画面を開いてみると、
- サイト内のどこに申請書があるかわからない
- どの項目に何を入力すればいいのかわからない
- 英語でどう書けばいいのかわからない
などと迷ってしまう人も多いはず。
この記事では、実際の画面の画像を使いながら、
アカウント作成から申請フォームの入力、必要書類のアップロード、支払い・本人確認の予約まで、
すべての流れを分かりやすく、ひとつひとつ丁寧に解説します。
れから申請を始める方が迷わないように、それぞれの項目の意味や入力例、日本語訳もまとめています。
ぜひこの記事を参考に、Enter Finlandでのワーホリ申請をスムーズに進めてみてください。
フィンランドのワーホリ申請フォーム
Enter Finlandのアカウントにログインすると、「Choose an application below」の記載と共にアプリケーションを選択する画面が表示されます。
Enter Finlandのアカウント登録方法は以下の記事で詳しく紹介しています:
ここからワーホリの申請書に辿り着くのは、初見では少し難易度が高いです。
まずは、以下の手順でワーホリの申請書を選択するページへと移動します。



ここまでで、滞在許可(Work permit)の申請ページまで進めました。
Enter Finlandワーホリ申請ページの見方
Enter Finlandの申請フォームは、全部で7つのセクションに分かれています。
画面上の丸いアイコンが「ステップの進行状況」を示し、それぞれの項目(例:Personal information、Passport、Attachmentsなど)には進行バー(色つきの線)が表示されます。
- 緑色:そのセクションの入力が完了
- 赤:入力途中
- グレー:まだ未入力

このように色で進み具合が一目で分かるので、どの部分がまだ残っているかすぐに確認できます。
また、入力内容は自動で保存されるため、すべてを一度に終わらせる必要はありません。
途中でログアウトしても、あとからログインすれば前回の続きから再開できます。
では、早速ワーホリ申請書の入力方法を、セクションごとに日本語翻訳と共に細かく解説していきます。
セクション①:Selecting a application(申請フォームの選択)
まず最初に、ワーキングホリデー用の申請フォームを呼び出す必要があります。
まだワーホリ専用フォームは表示されていない状態です。
ここで選択する内容によって、次に表示される申請フォームが変わる仕組みになっています。
間違えても「Back」ボタンで戻れるので、安心して進めましょう。
フィンランドのワーホリ申請フォームは、以下の手順で選択することができます。
🔷 Select the option that describes your situation
「あなたの状況に当てはまるものを選択してください。」
- I have not had a residence permit in Finland before
「これまでフィンランドで滞在許可を取得したことがありません。」- →ほとんどの人はこちらを選びます。
- I currently have, or have previously had a residence permit in Finland
「現在または過去にフィンランドの滞在許可を取得したことがあります。」- →当てはまる人はこちらを選択して詳細を入力
🔷 Are you submitting the application in Finland?
「フィンランド国内から申請を行っていますか?」
- 「No」を選択
- →ワーホリ申請はフィンランド国外から行う必要があります。
🔷 Select the option that best describes your situation:
「自身の状況に最も当てはまる選択肢を選択」
- I am coming to Finland for a working holiday を選択。

セクション②:Information on the applicant(申請者の情報)
全ての情報は、必ずパスポートに表記のある通りに入力しましょう。
Information on the applicant(申請者の情報)
- Last name:名前
- First names:名字
- Gender:性別
- Date of birth:生年月日
- Latter part of Finnish personal identity code:フィンランドのマイナンバー
- フィンランドに住んだことがなければ空欄でOK
- Country of birth:出生国
- Place of birth:出身地
- Current citizenship:国籍
- 二重国籍の場合は「ADD CITIZENSHIP」からもう一つの国籍を入力
- 過去に別の国籍を持っていた場合は「ADD FORMAR CITIZENSHIP」から入力
- Native language:母国語
- Preferred language of contact:連絡に希望する言語
- フィンランド語、スウェーデン語、英語から選択
- Occupation:職業
- Current education:学歴
- Basic studies:基礎教育(中卒)
- No education:学歴なし
- Other education:その他
- Secondary level:中等教育(高卒)
- University degree:大卒
Contact information(連絡先)
- Street address:住所
- City/town:市町村
- Postal code:郵便番号
- Country:国
- E-mail address:メールアドレス
- Telephone number:電話番号(国番号含む)
- 国番号「+81」を頭に追加し、最初の「0」をなくす
- 例:09012345678 → +819012345678
- Contact information in Finland:フィンランド国内の連絡先
- なければ「No」でOK
Information on passport(パスポート情報)
ここで聞かれる情報は全てパスポートの顔写真ページに記載されています。
- Passport type:パスポートの種類
- 「Passport」を選択
- Passport number:パスポート番号
- County that has issued your passport:発行国
- Authority that has issued your passport:発行官庁
- Date of issue:発行年月日
- Date of expiry:有効期間満了日
Beginning and duration of residence in Finland(フィンランド滞在開始日と滞在期間)
- I am moving to Finland permanently:フィンランドに永住する
- ワーホリなので「No」を選択
- Date of arrival in Finland:フィンランド到着日
- まだ航空券を購入していない場合は、おおよその予定日を入力
Marital status and information on family members(婚姻状況および家族に関する情報)
- I am:自身に当てはまるものを選択
- Unmarried:未婚
- Married:既婚
- Divorced:離婚
- Widowed:未亡人
- Cohabiting:同棲中
- In a registered partnership:登録パートナー関係
- Do you have any underage children?:未成年の子供はいますか?
- 「Yes」の場合は、子供の名前、性別、フィンランドマイナンバーの有無、生年月日、国籍を入力。
セクション③:Work and income(仕事と収入)
Describe the work or internship(仕事の詳細)
- Preferred start date of residence permit
「フィンランドでの滞在許可の開始希望日」- フィンランドに入国してワーキングホリデーを始めたい日を入力します。
- まだ航空券を買っていない場合は、おおよその予定日でOKです。
- Preferred end date of residence permit
「フィンランドでの滞在許可の終了希望日」- ワーキングホリデー開始日の1年後の日付を入れましょう。
- Describe how will you secure your income during your stay in Finland?
「フィンランド滞在中の生活費をどのように確保しますか?」- 滞在中の資金源について説明します。英語で簡単に書けばOKです。
- 例:I have my own savings of about 2,500 euros. I also plan to work part-time in Finland.
- 滞在中の資金源について説明します。英語で簡単に書けばOKです。
セクション④:Other information(その他の情報)
Additional information for the application(追加情報)
- Do you want to state any additional information about your application?
「申請に関して追加で伝えたい情報はありますか?」- なければ「No」を選択。
- あれば「Yes」を選択し詳細を英語またはフィンランドで入力。
Applicant’s criminal history and refusal of entry(犯罪歴や入国拒否歴)
犯罪歴や入国制限の有無を確認するための項目です。全て「Yes(はい)」か「No(いいえ)」で答えます。
必ず事実に基づいて回答しましょう。
- Have you ever been convicted of an offence and sentenced to punishment?
「これまでに犯罪で有罪判決を受け、刑罰を科されたことはありますか?」
- Are you currently a suspect in a criminal investigation in Finland or in some other country?
「現在、フィンランドまたは他の国で犯罪捜査の被疑者になっていますか?」
- Do you consent to the Finnish authorities obtaining a criminal record extract or similar report from foreign authorities?
「フィンランド当局が、外国当局からあなたの犯罪経歴証明などを取得することに同意しますか?」
- Have you been prohibited from entering Finland or the Schengen territory?
「フィンランドまたはシェンゲン圏への入国を禁止されたことがありますか?」
セクション⑤:Add documents(書類のアップロード)
ワーホリの申請フォーム内で必要書類をアップロードします。
アップロード画面では、以下の点に注意しましょう👇
✅ アップロードのポイント
- すべての書類はPDF形式で 提出します(最大4MBまで)。
- 同じ種類の書類は1つのPDFにまとめる(例:銀行残高証明書が複数ある場合など)。
- パスワード付きPDFは不可。
- ファイル名は内容がわかるようにしておく。(例:passport_copy.pdf)
✏️ 追加書類を出す場合
申請フォーム送信後でも、「Send additional information(追加情報を送る)」ボタンから、あとから書類を追加できます。
⚠️ 注意
必要書類が不足していると、移民局(Migri)から追加提出の依頼が来ることがあり、その分、審査が遅れる原因になります。
Required attachments(必須書類)
- Copy of a valid passport:パスポート顔写真ページのコピー
- Clarification on income:収入・資金の証明書類
Other attachments(その他書類)
- Document showing that you are legally staying in the country where you submit your application:申請を行う国で合法的に滞在していることを示す書類
- 日本人が日本国内から申請する場合は不要です。
- 日本以外の国から申請する場合、その国の在留カードやビザのコピーを提出します。
- Health insurance certificate:海外旅行保険(医療保険)の証明書
- Additional attachments:その他の添付書類
- その他、補足資料がある場合(例:往復航空券の予約、説明文など)に追加で提出します。必須ではありません。
セクション⑥:Choose service point and pay(サービスポイントの選択と支払い)
Preview application(申請書のプレビュー)
申請を送信する前に内容を確認できます。修正したい場合は、支払いを行う前に戻って編集しましょう。
申請料を支払った後は内容の変更ができなくなります。そのため、送信前に必ず入力ミスや添付漏れがないか確認しておくのが大切です。
Choose a service point(サービスポイントでの本人確認について)
フィンランド国外から申請する場合は、フィンランド大使館などの窓口で本人確認を行う必要があります。
ワーホリ申請フォームで以下のいずれかを選択し、選択した施設の公式サイトから本人確認の予約を取りましょう:
- Embassy of Finland, Tokyo(フィンランド大使館・東京)
- VFS Application Center, Tokyo(VFS申請センター・東京)
どちらを選んでも申請結果に違いはありませんが、VFSセンターの方が予約枠が取りやすい ことが多いです(別途サービス料あり)。
Enter Finland 上で本人確認の予約システムは連携していません。
忘れずに申請送信後に自分で予約を取りましょう。
大使館・領事館を訪問する際に持参するもの
- パスポート
- すべての提出書類の原本
- パスポート写真(証明写真)
⏰ 3か月以内に訪問が必要
申請を送信してから 3か月以内 に大使館・領事館またはサービスセンターで本人確認を行わないと、申請が自動的に却下されてしまいます。
ただし、予約が混み合っていて3か月以内に枠が取れない場合は、Enter Finlandのメニューにある 「Send additional information(追加情報を送る)」 から、「予約日は〇月〇日です」と英語で知らせれば問題ありません。
この理由による遅れで申請が却下されることはありません。
Pay for your application(申請料の支払い)
フィンランド・ワーキングホリデーの申請料は、530ユーロ(オンライン申請の場合) です。
2026年からオンライン申請料が380ユーロから530ユーロへと引き上げられました。
Enter Finland上で対応している支払い方法は、クレジットカードのみです。
支払いが完了してはじめて審査が開始されます。
オンラインでの支払いは、「PAY YOUR APPLICATION」ボタンから行います。

サービスポイントでの支払いも可能
大使館またはVFS申請センターで本人確認を行う際に、現地で支払うことも可能です。
ただし、支払いが完了するまで申請の審査は始まりません。
そのため、オンライン申請をする場合は、同時にオンラインで支払うのがおすすめです。
(支払いが早いほど、審査開始も早くなります。)
⚠️ 支払い後の注意
- 支払い後は、申請内容の編集はできません。
- 書類を追加したい場合は、「Send additional information」 ボタンから提出可能です。
- 料金をあとで支払う場合は、画面下部の案内に従ってください。
最後に
ここまで読んでいただきありがとうございます!
Enter Finlandでのワーホリ申請は英語の入力が多くて少し緊張しますが、
実際にやってみると、流れはシンプルで一歩ずつ進めれば大丈夫です。
この記事が申請の不安を減らして、「これなら自分でもできそう」と思えるきっかけになれば嬉しいです。
フィンランドでのワーホリ生活に向けて、楽しみながら準備を進めていきましょう。🇫🇮

